口の中が全身に影響する!?口腔と姿勢の関係性とメカニズムを解析!

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先日お客様からこんなことを聞きました。

「親知らずを抜いたら肩こりが解消されました!」

どういうことだと思って詳しい内容をきいたらとても興味深い話だったので、是非皆さんにシェアしたいと思います。

その会員様は過去に親知らずを上の両側2本としたの右側1本、合計3本抜いていて、今回抜くのが最後の1本だったそうです。

これまでは親知らずを3本抜いた状態で、左下の奥のみ残った状態で1年ほど過ごしていたようです。

僕も何度かこの会員様の身体を見させてもらったことがあるのですが、いつも左半身に不調が現れることが多く、特に左側の背中や首の筋肉の緊張が強く出ていたことを確認しています。

会員様は度々寝違えたり、腰が痛くなったりすることがありました。

それがパタッとなくなったそうです。

左右のアンバランスからくる不調

まずこの会員様の結果から言えることは、歯の左右のバランスが違っていて、それが均等になったとたん不調が改善したということです。

歯は顎の力をダイレクトに受ける部分であり、噛む時の顎の力は男性で60㎏、女性で40㎏とも言われています。

それだけ強い力が左右のバランスが悪いところにかかり続けていたらどうなるでしょう?

当然顎の関節や、その付近の筋肉に影響してどちらか一部分に負荷が強くかかることとなります。

つまり、この左右のバランスが悪いことで不調が起きていたことが予想されます。

噛み合わせというのは、例えばスポーツをする際などにマウスピースを付けるとパフォーマンスが向上するなど、身体に大きな影響を及ぼします。

日常生活であってもその嚙み合わせが悪い状態で長期間過ごせば、当然身体に何らかの影響が出てくることがあるでしょう。

噛み合わせが悪いと顎周りの筋肉が緊張して、顎から首に、そこから背中、腕、脚と全身に波及していきます。

姿勢と歯の関係

実は歯並びは姿勢と大きく関係しています。

歯が生えてくるのは生後6カ月~9ケ月あたりから、全部生えそろうまでに2~3歳までかかります。

この時期に姿勢が悪いと舌の動きが悪くなり、上あごを舌で押し上げる力や、舌で歯の裏を押す力が弱くなり、顎の発達や歯並びに影響を及ぼします。

顎の発達が未熟だと大人になってから親知らずが痛んだり、そもそも親知らずの向きが悪い状態になったりします。

さらに歯並びが悪いと顎の関節にかかる負荷が左右不均衡になり、それが首や背中にまで波及して全身のアンバランスを生み出してしまいます。

姿勢というのは下の動きに影響を与えるということはあまり知られていない事実なので、お子様がいる方は是非知っておいてほしいと思います。

口の中から全身ケア

口腔内のことがまさか全身に影響を及ぼすとは誰も思いもしないでしょう。

しかし、多くの方が歯の治療をしたことによって身体の不調が良くなったという方がいます。

すべて口腔内のことに口腔内が影響しているとはいいませんが、そういった可能性もあるということを知っておくのは損ではないと思います。

最近では歯医者さんで口腔内からのケアを提唱しているところもあります。

病院や治療院に通っていてもなかなか良くならない、そんな身体の症状があったらこの記事のことを思い出してみてください。

そして歯医者さんに行ったときに相談してみてはどうでしょうか?

もちろんファインでも相談は承っております。

様々な可能性を考えて、よりよい身体づくりができるようサポートいたします。

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