正しい姿勢を取りなさい。
こんなふうに言われた、もしくはお子さん誰かに言ったりしたことはありませんか?
そんなとき皆さんは姿勢を正そうとしますよね。
でも「正しい姿勢」ってどんな姿勢かわかりますか?
今回は「正しい姿勢」についてお伝えしていきたいと思います。
目次
構造からみる姿勢
ここで正しい姿勢とはとどういう姿勢かを定義していましょう。
姿勢というのは動作によって常に変わるもので、正しい姿勢というのも状況によって変わってきます。
今回は動きのない静止している状態での正しい姿勢を解説していきたいと思います。
まず静止している状態での正しい姿勢は骨盤の位置が重要です。

骨盤が前に傾くことを前傾、後ろに傾くことを後傾と言います。
骨盤の傾きによって使う筋肉が偏り、負担が大きくなり過ぎると痛みや不調として現れます。
骨盤が前傾しすぎても後傾し過ぎても一部分にかかる負荷が大きくなるので、基本的には骨盤がまっすぐ立っている状態が望ましいと言えます。
ただ問題なのが骨盤がまっすぐ立っている状態を認識することが感覚的に難しいことがあります。
これには少々訓練が必要になります。
感覚的に骨盤の位置を把握する方法としては、例えば立ち姿勢の時の足の裏の感覚に意識を向けるという方法があります。
足の裏にかかる体重がかかと重心であれば骨盤は後傾ぎみ、つま先重心であれば前傾ぎみと判断することができます。
ただそのほかの身体の状態によってはこれに当てはまらないことがあるので一概にすべてそうだとは言えないので注意は必要です。
骨盤がまっすぐ立った状態では足裏全体に荷重がかかっている状態になります。
お腹に力を入れろ!体幹力が姿勢を維持させる。

骨盤を立たせた状態を維持するには、体幹が安定している必要があります。
つまり体幹が弱いと骨盤が前傾もしくは後傾しやすくなり、姿勢が悪くなります。
体幹を強くするには骨盤を立たせた状態でお腹に力を入れるトレーニングをする必要があります。
例えば椅子に膝を90度に曲げて両足を床にしっかりつけて、背筋をまっすぐに伸ばして骨盤を立てて座ります。
この状態で深呼吸、特にしっかりと息を吐ききるとお腹周りの筋肉が働いて体幹が安定するようになります。
このように座った状態だと骨盤が立っているのがわかりやすいので、まずは座り姿勢から改善していくことをお勧めしています。
姿勢が変わればいいことづくめ
姿勢が変わってくると身体には様々な変化が現れます。
- 痩せて見える
- 関節にかかる負担が減る
- 内臓の働きが良くなる
- よく寝れるようになる
骨盤が立って姿勢が良くなればお腹がへこんで背中もすっきり見えるようになります。
実際骨盤が前傾しているときと骨盤が立っているときの腹囲を測ると、10cm以上も差があることもあります。
また姿勢が良くなると関節にかかる負担も減り、痛みや不調が軽減されるだけでなく、自律神経の働きもよくなり内臓機能が向上したり、リラックスしやすくなるといった様々な効果があります。
肩こりや腰痛といった症状をお持ちの方は、すぐにでも姿勢を改善するトレーニングをお勧めします。
よくわからないときはプロに聞く
実は正しい姿勢を理論的に理解して、なおかつそれを体現できる人は少ないです。
身体に関する知識を持っていても、評価ができないトレーナーも多くいます。
自分の身体はどうなっていて、何をどうすれば変わるのか。
ここまで正しく教えてくれるプロを見つけることが大切です。
医療系の資格を持っていて、なおかつ自身がトレーニングをしてきてトレーナーになっている人であれば概ね信頼していいと思います。
特に姿勢評価ができるトレーナーに出会えるといいですね。
なかなか身近にはいないかもしれませんが、今はSNSなど使えばどういう情報を持っている人かわかると思います。
情報収集がカギとなるので、どこでそういう情報が手に入るか聞いてみるのもいいかもしれませんね。